Instagramのパスワードを安全にする方法
正直、Instagramの乗っ取りは多いです。
「DMで変なリンクが勝手に送られていた」「勝手に広告が出稿されていた」なんて話、聞いたことありませんか?
実は狙われる理由はシンプル。
フォロワー・個人情報・広告アカウント…すべて攻撃者にとって“お金”になるからです。
でも安心してください。この記事を読めば、「パスワードの作り方」「守りの設定」「日常のチェック」まで一気に分かります。今日から15分でできる方法をまとめました。
Instagramのアカウントを「狙っても割に合わない相手」にすること。
ステップ1|強くて忘れにくいパスワードを作る
「12文字以上」「英大小文字+数字+記号」を混ぜる…これは基本。でも、それだけだと覚えられませんよね。
おすすめはフレーズ型パスワードです。日常の出来事を文章っぽくしてしまえば覚えやすいんです。
例:
asa7ji_Coffee_Run!{IG}
(朝7時にコーヒーとランニング → Instagram専用タグ{IG}を追加)
誕生日・電話番号・「password123」みたいな定番は即アウト。攻撃者のリストに必ず入っています。
ステップ2|管理アプリで“覚える”をやめる
もう正直、複雑なパスワードを自分で覚えるのは無理ゲーです。だからこそパスワード管理アプリを使いましょう。
- 1Password:有料だが初心者でも安心して使える
- Bitwarden:無料でも高機能。コスパ最強
- Proton Pass:プライバシー志向の新サービス
導入はシンプル。アプリをインストールして、マスターパスワードを1つ作るだけ。あとはInstagram用のパスワードを自動生成&保存。ログインするときも自動入力で快適です。
ステップ3|二段階認証は“認証アプリ”一択
Instagramには二段階認証(2FA)の設定があります。ここ、絶対オンにしてください。
おすすめは認証アプリ。SMS認証は便利ですが、SIMスワップ攻撃に弱いんです。
- アプリ右上のメニュー → 「設定とプライバシー」
- 「アカウントセンター」→「パスワードとセキュリティ」
- 「二段階認証」を選び、認証アプリで登録
設定後はバックアップコードを必ず紙に控えてください。スマホをなくしたとき、それが最後の砦になります。
ステップ4|Instagram側の守りを固める
パスワードと2FAだけでは不十分。Instagramアプリ内にも守りを強化する設定があります。
- ログインアクティビティをチェック(知らない端末は削除)
- 保存済みログイン情報を見直し(共有端末ではオフ)
- Instagramからのお知らせで正規通知を確認(偽メール対策)
- 連携アプリ・ウェブサイトを棚卸し(不要なものは削除)
ここを放置すると「裏口」が開いたままになります。
ステップ5|フィッシングと偽サポートに注意
乗っ取りの多くは「偽ログインページ」から始まります。DMやメールで届くリンク、なんとなく押していませんか?
ルールは簡単。メールやDMのリンクからログインしない。ブックマークか公式アプリからログインする。
「アカウント停止」などの脅し文句に惑わされないこと。Instagramは基本、アプリ内通知で知らせてきます。
ステップ6|スマホ側の防御を忘れない
Instagramを守っても、スマホ自体が弱ければ意味がありません。
- 画面ロック+生体認証を必ずオンにする
- OS・アプリを最新状態に保つ(自動更新ON)
- 怪しいアプリや拡張機能を削除
- 公共Wi-Fiを使うときはVPNを検討
「穴のあいたバケツに水を入れる」状態を避けましょう。
ステップ7|もし乗っ取られたら即行動
万が一、乗っ取られたと感じたら迷わず実行してください。
- パスワードを即変更し、全端末からログアウト
- 二段階認証を再設定。バックアップコードを再発行
- メール・電話番号などの復旧情報を元に戻す
- 不審ログインの日時・地域・DMをスクショ保存
- フォロワーに被害拡散防止の告知をする
Instagram公式ヘルプにも「本人確認手続き」が用意されています。落ち着いて、順にこなしましょう。
ステップ8|日常運用の型を作る
設定して終わりではなく、日常の習慣に落とし込むことが大切です。
- 10分チェック:ログイン履歴・連携アプリ
- 月イチ棚卸し:パスワードの再利用や弱い設定がないか確認
- 新しい端末を使うときは必ず2FAを動作確認
これだけで、継続的に安全性が高まります。
まとめ|“設計”で安全をつくる
Instagramを守るカギはシンプルです。
- 強いパスワード(フレーズ型+専用タグ)
- 管理アプリで「忘れる」をゼロに
- 二段階認証は認証アプリで必須
- アプリ設定+スマホ側も総点検
- 日常のチェック習慣を持つ
今日の15分で、攻撃者にとって「割に合わない相手」になれます。
後回しにせず、今すぐ行動しましょう。
Instagramを守る設定、今すぐ始めてください。

